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子どもたちは、時に悩みを抱えたり、ストレスを感じたりすることがあります。
そのようなとき、大人が子どもたちの話を聞いて、適切なサポートを提供することが重要です。
今回は、子どもの悩みを聞くために大人がすべき大切なことをいくつか紹介します。
聞く姿勢を整える
子どもが悩みを打ち明けたいとき、大人は相手の話をじっくり聞くことが必要です。
子どもの話を聞く前に、目線を合わせ、身体を向け、興味を示すような姿勢をとることが大切です。
子どもたちは、大人が本当に自分の話を聞いてくれているかどうかを感じます。
話を聞くために場所を整えたりするのも大切です。
うちの場合は、子どもによって話したい場所が違います。
・長男は、車の移動中 :中学生なので面と向かって話すよりも後部座席から話す方が話しやすいのかもしれません。
・長女は、お風呂タイム:じっくり面と向かって話したいタイプ。
どちらも、二人っきりになれる空間は同じです。
聞くことに集中する
子どもたちの話を聞くときには、相手の話に集中することが必要です。
そのためには、自分の感情や考えにとらわれず、相手の話をただ受け止めることが重要です。
子どもたちは、話を聞いてもらうことで、自分自身を理解してもらえると感じることができます。
話を聞く時は、今やっている作業を止めて聞くこと。
ながら聞きは、ぜったいにやめましょう。
以下のこと、やっていませんか?
質問する
子どもたちが話しているときに、質問をすることで相手の気持ちを理解することができます。
ただし、質問は相手を攻撃したり、不安を煽るようなものでなく、相手の話を深く掘り下げるためのものであることが重要です。
また、質問に対しては、相手の答えを受け止めることが大切です。
質問をすることで、子どもたちも客観的に問題を見つめ直せます。
子どもが話したことをオオム返しにきいてあげるのが効果的です。
子ども: 今日、友達とケンカしたんだ。
母: そうなの。友達とケンカしたの?
子ども: 友達に〇〇って言われて嫌だったの。
母: そっかー、〇〇って言われたことが嫌だったんだね。
子ども: それで、頭にきて友達にも酷いこと言っちゃった。
母: 頭にきて、酷いこと言っちゃったんだね。
一つ一つ、オオム返しに聞くことによって、子どもはその時の状況を冷静に思い出して説明してくれます。
子どもが説明しているときは、大人が言いたいこと(考え)があっても、ぜったい遮ってはいけません。
そうすると、子ども自身がとった行動で、どこが良かったのか、どこが悪かったのかに気づくこともできます。
感情を認める
子どもたちは、自分の感情を表現することが苦手な場合があります。
大人が子どもたちの感情を認め、理解することで、相手との信頼関係を築くことができます。
子どもたちが感情を表現しにくい場合には、自分の感情を言葉にして示すことで、相手に感情を伝えることができます。
解決策を一緒に考える
子どもたちが悩みを打ち明けた場合、解決策を一緒に考えることが必要です。
大人が子どもたちと一緒に解決策を考えることで、子どもたちは自分自身で問題を解決する力を身につけることができます。
ただし、解決策は子どもたち自身が納得できるものである必要があります。
大人が子どもたちに解決策を押し付けることは避けるべきです。
信頼関係を築く
子どもたちが自分の悩みを打ち明けるためには、大人との信頼関係が必要です。
大人が子どもたちとのコミュニケーションを積極的に取ることで、信頼関係を築くことができます。
また、子どもたちが話したことを秘密にすることができることも、信頼関係を築くために重要です。
応援する
子どもたちが悩んでいるときには、大人が応援することが必要です。
子どもたちは、自分に自信を持つことができるような言葉や行動によって、励まされることができます。
ただし、応援することは、相手に対して優越感を持たせたり、自分の意見を押し付けたりすることではありません。
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麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること
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大人が子どもたちとのコミュニケーションを積極的に取り、信頼関係を築くことで、子どもたちは健やかに成長することができると思います。